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みかんの種類
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極早生みかん(日南)
興津早生の枝変わりとして1978年に宮崎県日南市の野田明夫によって発見され、1989年に品種登録された。比較的樹勢が強く、じょうのう膜が軟らかい。さらにこの日南1号の枝変わりとして「日南早生(ニチナンワセ)」〔日南の姫( ヒナノヒメ)は 都城大同青果株式会社(株)の登録商標〕が近年登場(2008年3月18日品種登録)し、8月下旬から収穫可能な超極早生品種として栽培が広がりつつある。
早生みかん(宮川早生)
1910年頃に福岡県山門郡城内村(現柳川市)の宮川謙吉邸にて発見された枝変わりを、1925年に田中長三郎が発表した。育てやすく収量性が良いなど優れた特徴を持つため、古くから全国的に広く栽培されるようになった。現在でも早生温州の代表的な品種で、ハウス栽培用としても広く用いられる。
南柑20号
1926年に愛媛県宇和島市の今城辰男の果樹園にて発見された系統で、本種を優良系統として選抜した南予柑橘分場(現愛媛県立果樹試験場南予分場)にちなんで名付けられた。中生温州の代表的な品種で、愛媛県、特に南予地方において主力品種とされている。
潮風ポンカン
果重(一個の重さ)は120 - 150gで、完熟すれば橙色となり独特の芳香を有する。外皮はむきやすく、果肉を包む内皮は柔らかいので袋のまま食べられる。果梗部にデコが現われやすい。12-2月にかけて収穫される。 原産地はインドのスンタラ地方といわれ、東南アジア諸国、中国南部、台湾南部、日本などで広く栽培され、ブラジルにも一部分布している。日本に伝わったのは明治中期。ポンカンとネーブルオレンジとの自然交配種にタンカンがある。デコポンの親でもある。
不知火(デコポン)
1972年、長崎県南高来郡口之津町(現・南島原市)にある農林水産省果樹試験場口之津支場(現・独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所カンキツ研究口之津拠点)で、清見(きよみ)タンゴールと中野3号ポンカンを交配して誕生した。
タロッコ(ブラッドオレンジ)
ブラッドオレンジの一種で、生まれはイタリアのシシリー島が原産地でアントシアニン系色素を多く含むオレンジです。果肉は濃い赤色で完熟になるほど紫色になる不思議なオレンジです。健康にも良く、ビタミンやミネラルの供給源としてだけでなく、紫色の色素は視覚をよくするそうです。またイタリア料理・洋食料理店などでも注目され、ストレートジュース愛好者も多くなっています。
宇和ゴールド(河内晩柑)
通称、河内晩柑。ミカン科の果物の一種で、ザボンの一品種。美生柑(みしょうかん)、愛南ゴールド(あいなんゴールド)、ハーブ柑などとも呼ばれる。外観から和製グレープフルーツと称される。名称にもあるように晩生であるが、5月に開花してから翌年の8月や9月まで実がついているという特徴がある。
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